多くの方からご好評をいただいた2018年開催の「泳げ鯉のぼり相模川」の動画を再掲載させていただきます。相模川の上空を懸命に泳ぐ姿をご覧いただき、自粛で気分が落ち込む連休の励みになればと思います。

相模川の鯉のぼりは、このゴールデンウィークの名物行事でしたが、資金や人材の不足で2019年5月の開催で惜しまれながら終了となりました。市内ではもっとも集客力があるイベントの１つで、風物詩として市内外の人から親しまれてきました。

この行事は１９８８年、子供の健やかな成長を願い、中央区水郷田名で始まりました。例年４月末から５月上旬のＧＷ期間中に、相模川高田橋の上流部にワイヤーを張って市民などから提供を受けた鯉のぼりを掲揚していました。

中止は２年ほど前から議論されてきましたが、昨年10月の東日本台風（台風１９号）の影響で河川敷に大きな石が残り、復旧作業が必要なことも追い打ちとなりました。ことし２月の会合で終了が決まったそうです。

人の手によって始まり、人の手によって終了したイベントですので、いつか復活することはできると思います。相模原市民の皆さんをはじめ、日本国民、世界の人々が滝を昇る鯉のようにこの苦難を乗り超えることを願っています。