MTジム中谷選手、4月世界タイトル戦へ
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 Published On Feb 16, 2020

M・Tボクシングジム(相模原市緑区西橋本)に所属し、世界ボクシング機構(WBO)フライ級3位の中谷潤人選手(22)は14日、東京都九段下のホテルで記者会見を開き、4月4日に都内の後楽園ホールで世界タイトル戦に挑むと発表した。フィリピン出身で同級1位のジーメル・マグラモ選手(25)が相手となる。


 初の世界戦に向け、「世界で一番の男になるための戦いができる。悔いのないように戦い、必ず世界王者になる」と意気込む。会見で「チャンスなので一発で王座を取って、今までサポートしてくれた家族を少しはホッとさせたい」と話した。


 中谷選手は三重県出身。中学時代にボクシングを始め、卒業後に単身で渡米し武者修行を積んだ。元2階級制覇王者の畑山隆則さんらを指導した名トレーナーのルディ・エルナンディス氏に師事した。


 15年4月に国内でデビューし、16年に全日本フライ級新人王を獲得し、大会MVPにも選ばれた。19年2月には日本同級王座を獲得。身長170㌢超が繰り出す強力な左パンチを武器に、20戦全勝(15KO)の戦績を重ねてきた。


 中谷陣営は日本王座をかけた防衛戦を想定していたが、対戦相手とのマッチングが進まなかった。19年7月に「日本で足踏みはしていられない」とタイトルを返上し、世界への挑戦を表明していた。


 マグラモ選手は24勝(20KO)1敗の猛者。中谷選手は「器用でパンチもあるので、警戒しながらボクシングをしないといけない。相手は手数があるので、出させないよう、距離を取りながら戦いたい」と話す。


 WBOフライ級王座は、3度防衛した田中恒成(24)が階級変更のため1月末に返上。空位になっている。

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